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【覚え書】各テレビ局定例会見:2012年3月末

※本ブログでは記事中に広告情報を含みます

恒例(?)の各テレビ局社長定例会見
基本、毎月1回月末におこなわれているんですが、
3月、9月、12月あたりは、
改編や年末年始関連の話も出るため、
どんな内容が語られているかチェックしています。

今回は、潤君の月9「ラッキーセブン」もあったし、
2012年3月末の社長定例会見は、
ちょっと細かく見てみました。

ちなみに、直近の記事としては、
→「】各テレビ局定例会見:2011年9月末」はこちら
→「2011年度テレビ局の3Q決算報告:視聴率の途中経過」はこちら


っで、ここからは、あくまで
各局が公式に公開している社長定例会見記事を
わたし個人が勝手ながら解釈した内容になりますので、
その旨ご承知おきください。

っということで…


詳細は、後段に、サマリを書かせていただいていますが、
2011年、あるいは、2011年度の
1つのニュースとしては…

「三冠王」を奪還した日本テレビ

実際、汐留の駅には、
でっかい「三冠ありがとう」のダベア看板が
掲げられていますし、
広報やメディアにも掲載されています。
まあ、そもそもの姿勢っていうか、
スタンスとして、
日テレというのは、良くも悪くも、
ものすごく潔く「数字」のことを
語りながら、これまでも会見をしており

目標についても
「数字」をはっきりと示して説明していた局、
という印象です。

今回、年間で8年ぶり、年度で9年ぶりに
「三冠王」(全日、G帯、P帯)をとったのは
「バラエティ」を中心に、総合力が堅調

ということだとコメントしています。
1月クールのドラマについては、
ある意味正直に、数字的には残念としているが
でも確かに、日テレのドラマ制作力は
上がってきてると思います。

また、私自身がちょっと気になったのは、
社長会見にて、次の人名を挙げてコメントしたこと(※敬称略)。
  嵐、山口(TOKIO)、上田(くりーむ)
記者からの質問誘導もあったのかもしれませんが、
ちょっと興味深かったです。


一方、
今回「三冠王」を奪われた形のフジテレビ

8年ぶり、9年ぶりに、
「三冠王」を奪われたことに対して、
どう思っているのか、大したことないのか、
そのあたりの定性的なものはわかりませんが、
ただ、あくまで私が勝手に感じたこととして、
「数字」や「視聴率」について
3月の社長会見では、ほとんど触れていなかったこと

(まあ、あくまでWebに掲載された記事の範囲でですが)。
そんな中、「数字」や「視聴率」に触れているのは
・月9「ラキセ」が今期連続ドラマでトップの視聴率
・木10「最後から~」が尻上がりに数字をのばした
・「ほこ×たて」SPが最高視聴率。
ドラマについては「総じていい結果だった」

と評しているので、
4月以降の改編については、
バラエティと情報番組の改編に力
を入れて
巻き返し(?)を図る方針なのだろうか。


さらに、
ここのところ好調(堅調)なテレビ朝日

社長自ら
「日テレ、フジを追撃可能な素地はできた」
とコメントしているとおり、
堅調な伸びを続けており、
基本、4月以降についても「継続」路線



最後に、
まだまだ苦しいTBS

なかなか、企画と数字が連動しない感じですが、
それでも、昼の帯番組は
戦える素地はできたような感じです。
GP帯については、
金曜日以外は今ひとつと評しており、
木曜日の「嵐ちゃん」も課題は多い
と思います。
ちなみに金曜日は「ぴったんこ」「金スマ」。
ただ、一番の課題なのは、
火曜日と水曜日と明示的にコメント
しているので、
もがきながらも、
視聴者の声を聞くという原点に立ち返って
頑張るということなのだそう。
その意気込みが「それ、TBSがやります。」

2012年4月からも
『嵐』のメンバも各局の番組に関わっていくし、
オリンピックもあり、24時間TVもあり、
また、社会情勢としては、
政局が大きく動くだろう「選挙」もあり
そうで、
単なるファンですが、
そのファン目線でも気になることが多いですn。




以下、各局の社長定例会見のサマリ(要約)
===================
【日本テレビ】 2012/3/26  ※会見はこちら

≪1月クール総括&4月改編状況≫
年間&年度、視聴率三冠獲得(別広報でも)。

ドラマは…
水10、土9ともに、もう少し視聴率を獲りたかった。
水10は、コメディと女性の生き方の、どちらにも絞りきれなかった。
土9は、大人視聴の誘引が課題。学園ドラマかホームドラマか特化できれば。
どちらも枠路線は踏襲している。
ドラマ製作は本当に難しいが、
最近は非常に質の高いドラマが製作できている。
視聴率だけで一喜一憂する事なく今後も期待。

バラエティは…
(会見ではあまり明言していないが)
「ドラマの視聴率は下がりましたが、
 バラエティを始めとした総合力は非常に堅調」

プロ野球中継は…
地上波では22試合(ナイト6+デイ16)。
野球人気の回復の兆し、今シーズンはさらに上向く期待。


≪その他≫ ※個人的に気になった補足事項
・2012/3/7 19時からの音楽番組「音楽のちから2012」では、
 様々なアーティストの応援歌を届けました。
 嵐のメンバー5 人が初めて全員揃って被災地を訪れ、
 仮設住宅のお住まいの方を訪問した模様等を放送、
 視聴率は15.2%でした。

・2012/3/11の午後、「復興テレビ みんなのチカラ3.11」を
 日本テレビ報道局+NNN 各局による報道特番として放送。
 「NEWS ZERO」「news every.」「真相報道 バンキシャ!」の
 キャスターやスタッフが連携して各地から中継を行い、
 視聴率は1 部が4.8%、18 時からの2 部が8.3%。

・2012/3/11の夜からは、「鉄腕!DASH!!3.11 特別編」を福島から生中継。
 TOKIO 山口達也さんのるチェルノブイリリポートも放送、
 視聴率は13.6%。

・くりぃむしちゅーの上田晋也さんの手術。
 術後の経過を見て、体調が良くなれば、既存番組へご出演頂く事になる。

--------------------
【テレビ朝日】 2012/3/28  ※会見はこちら

≪全体総括≫
年度平均視聴率は、全日・ゴールデン・プライムともに3位。
差は、これまでになく縮まっている。
日本テレビ、フジテレビを追撃可能な素地はできた。
堅調な視聴率のおかげで売上も、スポットを中心に記録的なペース。

≪1月クール総括≫

ドラマは…
「相棒」は、次seasonに期待を持てる終わり方。

バラエティは…
「くりぃむクイズミラクル9」が良いスタート。
「ロンドンハーツ」は、ムービーネットがYouTubeで累計3000万回アクセス。

報道情報番組は…
「スーパーJチャンネル」は、開局以来、初の夕方ニュースでトップ。
レギュラーベースで、良い結果(ベースアップ)。

≪4月改編≫

基本は「現体制の継続」
底力がついてきていると判断。
4月SPも基本は、レギュラー拡大で特番化。
ドラマは通常改編。
バラエティも一部リニューアルを除き継続。
スポーツは、サッカー(五輪、W杯、なでしこ)、フィギュア。

--------------------
【TBS】 2012/3/28  ※会見はこちら

≪1月クール総括≫

帯番組は、好調を維持。
GP帯は、金曜日を除いて今ひとつという状況。
※金曜日は「ぴったしカンカン」「金スマ」
3月で、1年半にわたった「開局60周年」記念期間が終了。

≪4月改編状況≫

新キャンペーン「それ、TBSがやります。」
開局61年目として、視聴者の声を聞くという原点に立ち返って始める。
課題は火曜日と水曜日。
火曜日に、新たな音楽番組。
水曜日に、深夜枠から昇格させるバラエティ+映画を編成。

≪その他≫

民間放送連盟の次期会長に、
TBSホールディングスの井上弘会長が選出。

--------------------
【フジテレビ】 2012/3/30  ※会見はこちら

≪1月クール総括≫

ドラマは…
総じて良い結果だった。
月9は、フジテレビらしい華のあるキャスト。今期連続ドラマでトップの視聴率だった。
火9は、新しい魅力が引き出された新しい形の刑事ドラマ。
木9は、40,50代女性中心に人気が高く、尻上がりに数字をのばした。
日9は、家族の問題を明るいテイストで描いた。
枠特性にあったドラマをバランスよく配置できた。

バラエティは…
日7「ほこ×たて」が3/11に最高視聴率。順調な成長で今後に期待できる。
長寿番組の「スマスマ」「めちゃ×2いけ」なども健闘している。
当面の課題である週末番組強化は継続。

報道情報番組は…
『めざましテレビ』『とくダネ!』『知りたがり!』が好調。
夕方『スーパーニュース』は若手の積極的起用で、若々しさをアピール。

2011年度は、
3.11以降のテレビがどういう風にあるべきか?を考えながら放送。


≪4月改編状況≫

タイトルは『ピカる!フジテレビ』
基本コンセプトは…
(1) 家族で見たくなるテレビ
(2) 王道を行くテレビ(企画で勝負する番組)
(3) 話題を作るテレビ
4月改編はロケットスタートを決めたい。

報道情報番組は…
大型改編。
12年ぶりに午後帯に情報番組『知りたがり!』
午前帯ベルト『ノンストップ!』
『めざましテレビ』もリニューアル

ドラマは…
それぞれ力が入っている。
土曜23時に新設される土ドラ枠は、若手に期待している。

バラエティは…
水10に、土11から『ピカルの定理』を枠移動。新企画も携えて大きくバージョンアップ。
金8に、新感覚旅バラエティの新番組『奥の深道~同類クンの旅~』
土7は、『リアルスコープZ』にタイトル変更。「Sexy Zone」 メンバが加入。
深夜11枠には、
火曜日(関テレ枠)に、新感覚トークバラエティ『キャサリン』。
水曜日に、恋愛バラエティ『おノロケ』がスタート。
金曜日に、火『キカナイト』が『キカナイトF』に変更し枠移動。
4月改編はロケットスタートを決めたい。
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[ 2012/04/09 00:03 ] 嵐(覚え書)ゴト | TB(0) | CM(0)
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松本潤君はいくつになった?
ブログ筆者:kazumie
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